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〜3歳から〜

〜3歳から〜

友だちへの関心が出てきて、言葉の数も増えてくる3歳前後から、気の合う「仲良し」のお友だちができ始めます。
2〜3人の友だちと一緒になって「ままごと」する姿も見られるようになります。一緒におままごと道具を並べたり、「お買い物」と称して手をつないで出かけていったり、「お母さんとお父さん」や「お母さんと赤ちゃん」などの簡単な役割もでてきます。

友だちとの仲が深くなっていくと、「イメージの共有」ができるようになっていきます。つまり、目の前に並ぶままごと道具だけでなく、その背景にあるもの、場面設定などのイメージの部分も共有しあい、遊びが膨らんでいきます。
「レストランごっこ」「ピクニックごっこ」「お店屋さんごっこ」「お医者さんごっこ」「幼稚園ごっこ」などのように、場面や役割を決めながら、遊びを勧めていけるようになっていくのです。
また、楽しそうな遊びは、新しい友だちを呼び寄せます。

4〜5歳になると、数人の仲間で遊ぶ姿も見られるようになってきます。
アニメの「ポケモンごっこ」をするのだと、それぞれがポケモンになりきっていたり、女の子たちは「行くわよ!」「ええ、わたしが○○するわ」・・・など言葉遣いも普段とはうって変わって、みんなヒロインの顔つきになっていたりします。
「センセイも入って。」と誘われたこともありますが、その番組を知らない私には、とてもついていくことはできない世界でした。そんな私にも子どもたちは根気良く、「センセイはここで××していてね」と次にすることを教えてくれたものです。「ああ、こうやって、友だちとも遊びを作っていくんだなあ」と実感しました。

「○○ちゃんは、こうやってね。」とリーダーシップを発揮する子、「あっ、ねえ、△△っていうのはどう?」と次々にアイディアを出す子、にこにことみんなについていく子・・・・・いろいろな子がいますが、いろいろな子がいてこそ成り立っているのだと思います。

前回から年齢を追って、遊びの様子をお話してきましたが、これはあくまでも流れであり、目安の一つに過ぎないことを付け加えておきます。
5歳になったら、どの子も皆、毎日、数人の仲間と遊ぶというわけではありません。
一人の仲良しの友だちをとても大切にする子もいます。一人でじっくりブロック遊びや工作に取り組みたい時期もあります。
それもまた、大切な気持ちであり時間であるのです。
どうか子どもを一つの型にはめて、一喜一憂することのないようにお願いします。
ゆったりとした流れの中で、それぞれのスピードで、いろいろな力を伸ばしながら、子どもは育っていくのだと思います。
ただ、子どもにとって「遊び」はとても大切なものなのだということ、決して「時間潰し」などではないことを感じていただけたら幸いです。

(2005/10/19)


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