コラム:ウォール・ブックポケット

子どもが絵本を選ぶ時、背表紙を見ただけでは選びにくいですよね。字は読めないのですから。
それで、保育室では、出来るだけ表紙の見える、並べるタイプの本棚を使っているのですが、0・1歳児クラスでは、よじ登ったりして危なくって使えません。
そこで、ウオール・ブックポケット登場。今までのものは、全体が布製だったのですが、それではイマイチ表紙が見にくいので、今回はビニール素材を利用してみました。
かなり厚めのものを選んだので、ミシンで縫うのには一苦労。でも、なんとか完成にこぎつけました。
表紙の絵も一目瞭然、いい感じ。
後は耐久性の問題です。ウオール・ポケットにしても、足を入れて登る子は登るんです。今までだって何度も補修しながら使ってきました。
ビニールと布を併用した今回の作品、強度には気を配ったつもりですが、どうでしょう?こればっかりは実際に使ってみないとわかりません。
作るときのポイント
- サイズは使いたい場所や、入れたい物によって決めてください。
- 台になる布はキルティング生地などが、丈夫で良いと思います。
- ビニール素材に直接ミシンをかけると、縫い目から破れ易くなるので、別の綿生地でビニール素材をはさんでから(帯状に)、縫うようにしました。
- ビニール素材は厚めの物を使ったので、かなり縫いにくかったです。ミシンでゆっくりと縫うと良いと思います。